不動産会社を味方につけよう
部屋探しをする時に、出来るだけ家賃の安い家に住みたい!と思うのは当たり前のことです。
そこで、試してみたいのが家賃交渉でしょう。
家賃交渉する際の成功率は、今のところ日本では10%程度と言われています。
しかし、正しいコツを抑えれば、この成功確率を高めることができるんです。
家賃交渉は、多くの場合、大家さんと直接行うことはできません。
賃貸契約だとほとんどの場合、借主と貸主の間に不動産会社が入ります。
家賃交渉は仲介業者と管理会社の間で行われる交渉になるケースが多いため、不動産会社を味方につけることが大切です。
不動産会社とその物件の管理会社が相談しながら進めていくため、この人のためなら値段交渉をしてあげたい!と思ってもらえると良いでしょう。
値下げ交渉をして当たり前、成功して当たり前など、態度が大きく横柄だと協力してもらえません。
「この物件は本当に気に入ったけれど、少し予算オーバーしているので、何とかなりませんか?」など、低姿勢で不動産業者を味方につけるのがオススメです。
交渉しやすい物件とは?
大家さんや管理会社が交渉に応じる可能性がある物件は、限られています。
成功しやすい物件には、何かしら交渉できるマイナスポイント、交渉しやすい要素があるということです。
家賃交渉しなくても他の人が入居するような物件の場合、ほとんど失敗に終わるでしょう。
家賃の値下げ交渉の材料になるのは、長い間空室になっていたり、エリアの相場より家賃が高めになっているということです。
似たような物件で同じエリアの少し家賃の安い物件を例に出し、相談してみることもできます。
他の物件よりも設備が劣っていたり駅より離れている物件も、値下げ交渉の材料があるため交渉しやすい物件と言えるでしょう。
また、4月から6月など新生活の引越シーズンが終わった後になっても空室がある物件は、管理会社や大家さんが入居者を欲しがっている可能性があります。
こちらも値下げ交渉の材料となるでしょう。
交渉が成功しやすい時期
賃貸物件を契約する時に家賃交渉をするなら、成功しやすい時期を知っておくと良いでしょう。
家賃交渉がしやすい時期は、4月から6月、11月12月です。
新生活に関係して、1月から3月の間は引越しを検討している人が多いため、家賃交渉に応じなくても他の入居者を待てると思われてしまうため、家賃交渉は失敗しやすい傾向にあります。
また、8月から10月も転勤シーズンとなるので、交渉が失敗する可能性は比較的高めです。
家賃交渉を成功させたいなら、家賃交渉が成功しやすい時期を狙ってお部屋探しをするのがおすすめです。
同エリアの似たような物件を探し、家賃を比較するのも重要です。