荷造りのコツはすぐに必要ではないものから行うこと
引っ越しを経験したことがある人ならわかると思いますが、荷造りはなかなか大変な作業です。
一人暮らしだからそれほど物もないだろうと思っている人であっても、実際にダンボール詰めを開始してみると、あっと言う間にたくさんの箱が積み上がっていきます。
転勤族の人など引っ越し慣れをしているとある程度コツもつかめて楽になってきますが、初めて一人で引っ越しをするというような人はかなり苦労するでしょう。
そこで引っ越しをスムーズに行うためのコツを、いくつか項目別にまとめてみたいと思います。
- 荷物を詰めるときは必ず入っているものを表に記載しておく
- 使用する場所が近いもの同士をまとめる
- 順序としてはすぐに使わないものから始める
- 家電製品はコード類がバラバラにならないようにまとめる
- 不用品は早いうちにまとめて処分しておく
他にも細かいテクニックはありますが、この5つをしっかり頭に入れておくだけでもかなり引っ越しの荷造りが楽になります。
よくあるのが「引っ越しまでまだ間があるからギリギリになったらやろう」という失敗です。
荷造りはなれていないと想定外の時間がかかるものなので、まだ日数があると思っていてもできるだけ早めに作業を行うようにすることをおすすめします。
引越し先の間取りを意識して荷造りをしよう
引っ越し業者に荷物の運び出しを依頼した場合であっても、作業が完了したあとには自分たちで荷解きをしなければいけません。
大手引越し業者では荷造りから荷解きまで全て引き受けてくれる丸ごとパックを用意してくれていることもありますが、そうしたものは10万~20万円以上の高額となっているのが通常です。
自分で荷造りをするときに注意しておきたいのが、引越し先での間取りを意識して荷造りをするということです。
引越し先を決めたらその部屋の間取り図をもらったり実際に内覧して、ある程度の状況を把握することができているでしょう。
引っ越し前にそうした新居の様子をしっかり調べておき、今の住居で使用している品物のどれをどういうふうに置くか、ということを考えてから荷造りを開始してください。
荷解きの作業を遅らせる大きな原因になるのが「どこに何を入れたかわからなくなった」というようなことです。
特にキッチン道具やサニタリー製品は引っ越してすぐに必要になるものなので、とにかくあわてて荷造りをしたという場合には、どの箱に何が入っていたかが分からなくなってしまいます。
そうしたことを防ぐためにも、生活に必要なものはそれとわかるようにラベリングするとともに、使用する部屋が近いもの同士を一緒の箱に入れるようにしましょう。