引っ越し後にダンボールの山に囲まれないようにするためのポイント
引っ越しをするときには非常にたくさんの作業をしていくことになりますが、完全に引っ越し作業が終わったと言えるのは運び込んだ荷物全ての荷解きを終えたときです。
しかし引っ越し荷物の積み下ろしが終わったところで一旦気持ちが切れてしまうのか、ついついそのまま何日もダンボール箱が山積になっていたりします。
やらなきゃやらなきゃと思いつつもそのままになっている時によくあるのが、ダンボールの中に何がどんなふうになっているかが分からないということです。
例えばキッチンを片付けようと思っても、キッチン用具がどの箱に入っているか分からないとなると、あちこちを開けて探す作業をしないといけません。
またキッチン用具の中にインテリアが入っていたりといったこともあると、箱を開けて荷物を出したらまた別の場所に運んで荷解きをしなおすといったような二度手間が出てきます。
整理・作業の基本の一つが「同じ作業はできるだけまとめて行う」ということです。
これは何かたくさんの作業をするときには、できるだけ同じ動作で行う仕事をまとめてやるようにする方が速く効率がよい、ということを示しています。
荷解きをする時に頭に入れておきたい5項目
荷解きをより速く終わらせるためのコツとして以下の5項目を挙げます。
- 片付けの順番は大きなものから小さなものへ
- ダンボールには何が入っているかをマジックなどで記載しておく
- 引越し先の間取りを意識して運び込みする箱を決めておく
- 一度にたくさんのダンボールを開かない
- 使い終わったダンボールはまとめて早めに片付ける
まず荷解きを効率よく行うためには、荷詰めの段階で工夫が必要です。
荷詰めをするときには、キッチン、リビング、トイレ、洗面所といったように場所ごとに荷物を詰めるようにし、終わったら何が入っているかを大きく記載しておくようにします。
この時の地味なテクニックとして、荷物の中身の記載は箱の天井ではなく側面にも書いておくと積んだときに横から確認しやすくなります。
できるだけ持っていく箱の数を減らそうとして一つの箱の中にたくさんの荷物をギュウギュウに詰めようとする人がいますが、それは荷解きをするときの混乱の元です。
引越し業者に依頼をするとほとんどのところでダンボール箱をサービスしてくれるので、大中小の大きさを上手に使い分けして、無駄なく詰められるようにしていきましょう。
基本的なコツとしては洗面用具やお風呂用具、また掃除に使用する用具などは引っ越してすぐに必要になる品物は小さめの箱にまとめて入れておき、一番最初に箱を開くことができるようにしていきます。