引っ越し前日の冷蔵庫の水抜きと電源の切り方
電源を切るタイミングと食材の整理
引っ越しの準備の中でも、冷蔵庫の扱いは特に計画性が必要です。 ただコンセントを抜けば良いわけではなく、内部の霜や氷を完全に溶かして水を抜く作業が必要になるためです。 基本的には、引っ越し業者が到着する時間の15時間から24時間前には電源プラグを抜いておくのが理想的です。 時間が足りないと、運搬中に溶け出した水が他の荷物や新居の床を濡らしてしまうトラブルになりかねません。 前日の夜に慌てて電源を切るのではなく、余裕を持ってスケジュールを組んでおこう。
また、中身が入ったままでの運搬は断られることがほとんどですので、計画的な食材整理も大切です。 特に冷凍食品やアイスクリームは保存がきかないため、3日前くらいからは買い足しを控え、冷蔵庫の中を空っぽにするよう食事メニューを調整しましょう。 使い切れない調味料などは、処分するかクーラーボックスで運ぶ準備が必要です。
水抜きの具体的な手順と霜取りの方法
具体的な作業として、まずは製氷機能の停止から始めます。 自動製氷機内部に水や氷が残っていると水漏れの原因になるため、2〜3日前には製氷を止め、給水タンクの水と氷を捨てておきます。 そして前日に電源を抜きますが、霜が厚い場合はドアを開けておくと早く溶けます。 その際、溶けた水で床が濡れないよう、冷蔵庫の周りにタオルを敷いておくのがおすすめです。
霜や氷が完全に溶けたら、いよいよ水抜きを行います。 溶けた水は下部や背面の蒸発皿に溜まるか、排水栓から排出する仕組みになっています。 機種によって方法は異なり、皿の水を捨てるだけのものもあれば、本体を傾けて排水するものもあります。 事前に取扱説明書やメーカーサイトで手順を確認しておくとスムーズです。 当日慌てないよう、水抜きの位置と方法を必ずチェックしておきましょう。
新居での設置と電源を入れるタイミング
無事に水抜きが終わり、新居に冷蔵庫を搬入した後にも重要な注意点があります。 それは「設置後すぐに電源を入れない」ということです。 運搬時の振動や傾きによって、冷却システム内の液体やオイルが不安定な状態になっていることがあります。 その状態でコンプレッサーを作動させると、故障の原因になる可能性があるのです。
機種によって推奨時間は異なりますが、設置してから最低でも1時間程度は時間を空けてからコンセントを差すのが一般的です。 最近は「すぐに入れても問題ない」とされる機種もありますが、念のため取扱説明書を確認するか、少し時間を置いてから稼働させるのが安心です。 また、電源を入れてから庫内が十分に冷えるまでは、夏場で10時間以上かかることもあります。 新居ですぐに食材を買い込まず、冷蔵庫が冷えたのを確認してから収納しましょう。
