シェアハウスとは
他人と共同で暮らすシェアハウスの人気が、最近高まっています。
テレビドラマなどでシェアハウスでの生活が描かれているのを観て、「自分もあんな生活をしてみたいな」と思ったことはありませんか?
シェアハウスというのはひとつの家にいくつかの寝室があり、ダイニングやキッチン、リビングなどはみんなでシェアして生活するというタイプの住み方のことを言います。
似たような言葉に「ゲストハウス」がありますが、シェアハウスが長期間他人と生活を共にするのに対し、ゲストハウスは短期の宿泊施設のことを言います。
ただし、外国では短期貸しの宿泊施設も「SharedHousing」と呼ばれており、ゲストハウスとシェアハウスの明確な相違点はありません。
家賃に関しても、事業者が管理運営を行っているタイプとシェアハウスの住人が個人的に話し合いをしながら運営していくタイプがあり、法的に明確な決まりはないというのが現状です。
他人と共同で暮らすシェアハウスのメリット
シェアハウスのメリットというのは、共同で暮らしている人とコミュニケーションを保てることにあります。
アパートやマンションで一人暮らしをしていると、誰かと一緒に食事をしたり料理を作ったりする機会はあまりありませんし、食後の語らいを楽しむ時間もまずありません。
この点、シェアハウスに住んでいれば他人とのふれあいを享受することができます。
シェアハウスではキッチンなどは共有ですから、一人暮らしの住まいと比べると豪華なキッチンを使えるというメリットもあります。
一人暮らしではとても揃えられない贅沢なオーブンや冷蔵庫などもシェアハウスには完備されていることが多く、料理好きには大きなメリットと言えるでしょう。
居住スペースが広々としているのもシェアハウスの特徴で、広いリビングでゆったりとくつろぐ楽しみがあります。
もうひとつ、シェアハウスの人気の理由に「掃除がラク」というものがあります。
事業者が管理運営しているシェアハウスであればバスルームやキッチンなどの共用部分には定期的に清掃が入りますので、自分で掃除をする必要がありません。
引っ越し時の初期費用を抑えられるのも、シェアハウスの優れたメリットのひとつです。
シェアハウスのほとんどは契約時に部屋代+敷金1ヶ月分程度でに入居出来ますし、キッチン用品や冷蔵庫、電子レンジなどを自前で買う必要がありません。
シェアハウスを探す際の注意点
シェアハウスでは赤の他人と同居するわけですから、必ず現地に行って見学をしてから契約することをおすすめします。
家賃や立地の点で申し分なくても、管理体制やシェアハウスの雰囲気が自分の肌に合わないこともあり得るからです。