徒歩通勤のメリット
通勤する際、徒歩通勤はめんどくさいという方もいれば、徒歩通勤が気に入っているという方もいます。
実は徒歩通勤は車での通勤、電車やバスなどの公共交通機関を使った通勤をする人と比べると、満足度や幸福度がアップするという研究結果があるんです。
では、徒歩通勤には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
まず一つ目に、通勤ラッシュから解放されるということです。
渋滞や通勤ラッシュの混雑に巻き込まれなくて済むため、人混みが嫌いだという方や毎朝人ごみにのみ込まれてストレスを感じているという方には徒歩通勤がおすすめです。
公共交通機関が遅延して会社に遅刻してしまうという心配もないため、多くのストレスから解放されると感じている人が少なくありません。
また徒歩通勤にして職場の近くの物件に住めば、通勤時間を短縮させ睡眠時間を多く取れるというメリットも考えられます。
出社ギリギリまで寝られますし、遠くから通勤している人と比べると最大で2時間程度の睡眠時間差が出ることもあるんです。
睡眠時間が増えることに加え、歩くことで気持ちをすっきりとリセットすることができます。
運動を定期的に行うことになるため、ネガティブな考えを押し出してくれうつ病の抑制にもつながります。
徒歩通勤のデメリット
しかし徒歩通勤にもデメリットはあります。
まず一つ目に考えられるのは、天候に左右されるということです。
雨の日に体が濡れてしまったり、暑い日には職場に着く頃には汗だくということも考えられます。
服が濡れてしまって1日不快な気分で働くことになってしまう…という心配もあります。
不快な気分で働くことになるだけではなく、濡れたまま1日過ごしているうちに風邪を引いてしまうこともありえます。
そんなことを防ぐために着替えを持って会社に着いてから着替えるという人もいるのですが、そのぶん荷物が増えてしまうというデメリットがあります。
また通勤にかかる時間を節約するために都心部に住む場合、家賃がどうしても高くなります。
都心部に勤務している人と郊外に暮らしている人の家賃を比べると、相場が数万円レベルで変わることもありえるのです。
徒歩通勤の距離の限界とは?
では、徒歩通勤はする場合どこまでが限界と言えるのでしょうか?
もちろん体力や日頃の運動習慣にもよりますが、徒歩通勤は片道30分程度が限界と考えている方が多いようです。
距離に換算すると、約2.4kmになります。
残業した後に、30分以上離れた家まで歩くのは確かに疲れてしまいます。
往復1時間を超える距離になってしまうと、1日の仕事を終えて帰宅する頃にはクタクタになってしまう…と感じる方が多いんです。